消費者金融は滞納者の預金口座差し押さえをします

消費者金融は滞納者の預金口座差し押さえをします

消費者金融の支払を滞納するとまず督促状が送られてきますが、これを無視したり支払ができなかったりすると契約者の口座差し押さえがなされます。これは、契約者の引落銀行等に担当者が臨場して差押令状というものを銀行側に提示して、債権の範囲までの金額を契約者の意思とは無関係に徴収していくというものです。つまり強制執行です。

 

口座差し押さえは裁判所の強制執行手続が必要なため、一度裁判所に消費者金融側が原告として被告である借主に対する貸出債権が有効に存在しているという訴訟を起こします。通常借主側は抗弁の余地がないか、裁判自体に出席する事もないため原告側の勝訴となります。勝訴するとそれまでの回収活動実績から回収不可と裁判所も認定するわけです。

 

回収活動を何度してもダメなので訴訟しているわけですから、裁判所も差押令状を簡単に発行してくれます。この令状を銀行側に提示することで回収を図ることができるというものです。1か所の銀行だけで回収ができなければ複数の銀行に対して提示することでできる限り多くの回収をしていくというわけです。ただ、手間も費用もかかります。

 

そのため、消費者金融も口座差し押さえは最後の手段として位置付けているケースが多く、手続的にやりやすい給料の差し押さえなどを先にすることが多いです。また、裁判を起こすにも手間と費用がかかるので、差し押さえ自体も最後の手段として残しておき、できる限り訴訟を起こさずに本人や親族から回収するよう努めています。